「ワイヤー矯正の装置があってうまく歯磨きができない」
「磨けているつもりでも、気がつくと装置が汚れてしまっている」
など、矯正治療を行っている患者様の中には日々のケアに関するお悩みを抱いている方が多くいらっしゃいます。
今回はワイヤー矯正に取り組まれる患者様へ、ぜひ試してみていただきたいケアのポイントをご紹介していきます。
なぜ矯正治療中はケアが重要と言われるのか、その理由も合わせてご覧ください。
矯正中は丁寧なブラッシングを行うことが重要です
矯正治療中は、ワイヤーやブラケットを歯に固定したり、長時間マウスピースを装着したりすることになります。
そのため、どうしてもお口の環境が乱れやすく、虫歯や歯周病のリスクが高まってしまうという問題があります。
矯正治療中は歯垢が付着するリスクが2倍以上になるとも言われており、こまめなブラッシングやケアが必要になることは多くの方がご存じでしょう。
しかし、実際にケアをしようとすると、正しい磨き方が分からなかったり、どのようなケアグッズを使えばいいか迷ってしまったりすることもあるかもしれません。
虫歯や歯周病でせっかくの矯正治療を中断するようなことにならないためにも、要所要所のポイントをしっかり知っていただけたらと思います。
1.手鏡を使って細かくお口の様子をチェック!
矯正治療中に限らず、歯磨きの際にはご自身のお口の状態をチェックしながらブラッシングすることが大切です。
手鏡を使うことで、歯と歯の間や装置の隙間、確認しづらい奥歯などもしっかりチェックしながら磨いていくことができるのでぜひ試してみてください。
手鏡なら、通常の洗面台のミラーよりもお口を間近で見ながらブラッシングができます。
一本一本の歯が正しく磨けているか、装置の隙間に汚れが残っていないかチェックしながら、丁寧に磨いていきましょう。
2.汚れが溜まりやすい部分は磨き方を工夫!
矯正治療中は、特に汚れが溜まりやすい部分が生まれます。
まず気をつけたいのが、歯と歯茎の境目です。
歯と歯茎の境目に汚れが蓄積すると、歯周病のリスクが高まってしまいます。
磨く際には、歯ブラシを45度になるよう意識しながら、毛先を歯茎に優しく当てることが大切です。
次に気をつけるべき点が、前歯の裏側です。
歯の裏側は普段でも磨き残しができやすい部分なので、しっかりチェックしましょう。
歯ブラシを縦にして一本一本の歯に沿って当てることがポイントです。
そして実際にワイヤーやブラケットを装着している歯の表面は、歯ブラシのヘッドを小刻みに動かしながら一本ずつ優しく磨いていくようにしましょう。
力任せにゴシゴシこすると、装置が外れたり歯に傷がついてしまったりとトラブルにつながります。
3.ワンタフトブラシや歯間ブラシ、デンタルフロスも活用!
ワイヤーやブラケットの隙間は、ワンタフトブラシを使用して汚れを除去していきましょう。
通常の歯ブラシよりも小ぶりなワンタフトブラシを歯と装置の間に軽く当てて小さく円を描くように磨いていってください。
ワイヤー矯正専用のワンタフトブラシを使うこともおすすめです。
また、ブラケットの横の溝に蓄積する汚れは、歯間ブラシやデンタルフロスで対策していきましょう。
慣れるまでは装置にブラシやフロスが引っかかってしまうことがありますので注意が必要です。
正しいケアの方法を知ることで、トラブルリスクを軽減しましょう
矯正治療中に虫歯や歯周病になってしまうと、正しく歯を動かせなくなってしまったり、矯正治療自体を中断しなくてはならなかったりと、患者様の負担につながることがあります。
しかし、正しいケアを覚えて毎日きちんとお口の清掃を行うことができれば、大きなトラブルを生むことなく、歯並びの治療に取り組んでいただけるでしょう。
当院では、矯正治療に取り組む患者様へ正しい磨き方のアドバイスやケアの方法についてのレクチャーを行ってまいります。
分からないことや気になることがありましたら、ぜひ私たちへご相談いただけたらと思います。
医院情報
「『幸せな毎日』につながる矯正治療を」
福岡市中央区笹丘1丁目の「はた矯正歯科」は矯正治療の専門医院として、確かな技術、豊富な経験、信頼のおける専門性のもと、歯並びでお悩みの患者様一人ひとりに合わせた治療をお届けしています。抜歯を伴うワイヤー矯正、目立ちにくいマウスピース型矯正装置を用いた矯正治療、お子様の歯並びを整える矯正治療など、幅広い治療を行います。
笹丘周辺で矯正治療をご検討の皆様、歯並びを整えてQOLを上げたいとお考えの皆様は、ぜひ「はた矯正歯科」までご相談くださいませ♪
◆クリニック名
はた矯正歯科
◆所在地
〒810-0034
福岡県福岡市中央区笹丘1丁目11−13 3F
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