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- 矯正治療のメリット・デメリット
矯正治療のメリット
矯正治療のメリットはどれもQOL(Quality Of Life:生活の質)が向上することです。
生涯にわたって影響を及ぼす長期的なメリットであり、矯正治療をしたほうが良い理由でもあります。
- かみ合わせがよくなる。
- 歯並びが整うことで機能的なかみ合わせになる=よくかめるようになることで、食事がしやすくなり、内蔵への負担が軽減されます。
また、歯並びが原因による発音障害(サ行、タ行の音に多い)や顎関節症の一部も改善される可能性が高くなります。 - 見た目が良くなる。
- 歯並びが整うことで、これまで歯並びがコンプレックスになっていた方は以前より笑顔に自信が持てるようになります。
また、キレイな歯並びや笑顔が他者へ好印象を与える可能性があります。 - 歯の寿命が延びる。
- 歯並びが整うことで、歯磨きがしやすくなります。結果として虫歯や歯周病のリスクを減少させることにつながります。
また、かむ力を全ての歯で適切に分散できるようになるため、それぞれの歯の負担が減少し、結果として歯の寿命が長くなる傾向があります。
矯正治療の一般的なリスク・副作用
すべての医療行為はからだに大小の変化を与えるため、予期しないあるいは望まない副作用やリスクが生じる可能性があります。
しかし、医療行為を行うメリットのほうが、デメリットより大きく上回るため医療を行います。
矯正治療にも副作用やリスクは存在します。正しく知っていただくことで、安心して治療を受けていただけるために説明を行うものであり、不安を煽るものではありません。
当院では、治療開始前に書面にて説明を行っております。
- 最初は矯正装置による不快感、痛みなどがあります。数日間〜1,2週間で慣れることが多いです
- 歯の動き方には個人差があります。そのため、予想された治療期間が延長する可能性があります。
- 装置の使用状況や定期的な通院等、患者さんの協力が非常に重要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
- 治療中は、装置がついているため歯が磨きにくくなり、虫歯や歯周病のリスクが高まりますので、丁寧に磨いたり定期的なメンテナンスが重要です。
- 歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることがあります。また歯茎がやせて下がることがあります。
- 歯を動かすことで歯の神経が障害を受けて歯髄が壊死することがあります。
- 治療中に顎関節症状が出ることがあります。
- 装置が外れた後、保定装置を指示通り使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
- 装置が外れた後、現在の咬み合わせに合った状態のかぶせ物(補綴物)や虫歯の治療(修復物)などをやりなおさなければならない可能性があります。