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デンタルモニタリングを導入しました

2023/04/28

こんにちは。副院長の秦真知子です。久々の投稿になります。

当院では、マウスピース型矯正治療(インビザライン治療)をより効率的に行っていくために、Dental Monitoring(デンタルモニタリング)というスマートフォンアプリを使用した遠隔モニタリングシステムを導入しました。

デンタルモニタリングは、マウスピースによって適切に歯が動いているかどうか、装置が壊れていないか外れていないかどうか、マウスピースを次のものへ交換していいかどうか、などをAI(人工知能)と当院ドクターとでチェックをおこない病院に通院することなく経過観察を受けることができます。

ご自身のスマートフォンにデンタルモニタリングのアプリをダウンロードしていただき、専用のキットで撮影した画像を送っていただくとAIにより分析が行われ、当院ドクターに報告されます。

デンタルモニタリング

デンタルモニタリング

 

 

 

 

 

 

 

 

ドクターが調整をしないと治療が進まないワイヤー矯正と違い、インビザラインは患者さん自身で治療を進めていくシステムです。そのため、トラブルがあった場合に患者さんが気づかずに治療を進めてしまうと、歯が思わぬ方向にずれてしまったりすることがあります。こうした問題を早期に発見することができるかというのがインビザライン治療ではとても大切になります。
従来は、1~3か月に1度の来院が必要でしたが、デンタルモニタリングを使うと、新しいマウスピースに交換する前、つまり1週間に1回写真を撮影してもらいますので、実質毎週チェックが受けられます。

問題がなければ来院回数を減らせる可能性があり、処置や検査が必要な時の最低限の来院でよくなり、3~6ヶ月に1度に抑えられます。

※歯の動き方には個人差があり、来院回数がそれほど減らない場合もあり得ます。
※治療計画によって来院頻度に個人差があります。
※マウスピースの装着時間が短いなど必要な指示に従えない場合は治療が長期化します。

私も現在、自分自身の矯正治療をマウスピース型矯正装置(インビザライン)で行っていますが、デンタルモニタリングを使っています!

実際使用してみた感触ですが、アプリを通じていつでもクリニックと繋がっているという安心感があります。また、モチベーションが下がりづらく、安心してアライナーを交換していけます。

自分自身ではアライナーのわずかな浮きやアタッチメントの脱離にはなかなか気づけないものですが、毎週チェックしてもらえることで治療期間の延長を防止できます。

また、アプリに緊急時にメッセージを送れたり、スキャン撮影して先生に診てもらう機能があるのも大変よいと思います。

デンタルモニタリング

 

 

 

 

 

今のところ、デンタルモニタリングを3か月使ってみましたが、何も問題なく毎週アライナー交換しつつ治療が進んでおります。デンタルモニタリングもインビザラインも患者の立場になることで新たにわかることもあると思います。治療の進捗状況など、今後ブログに書きたいと思います。一緒に治療を頑張りましょう!

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